見た目年齢-5歳!肌くすみを改善して明るい肌を作るには、やっぱり”アレ”を使おう!

見た目年齢の印象を老けさせるお肌のくすみは、20代半ばなど比較的若いうちから起こる肌トラブルの一つ。それは、年齢による肌状態の低下だけではなく、くすみが実にさまざまな原因で起こることにも理由があるようです。お肌のくすみを予防・改善するにはビタミンCを取り入れたケアがおすすめ!
お肌がくすむ主な原因と、見た目印象を若くするビタミンCケアについてご紹介します。
Contents
どんよりくすんだ肌は、老け顔の第一歩
色々なメディアや化粧品の広告でもいわれている”顔のくすみ”。実際に肌がくすんだ状態ってどんな状態だっけ?いまさらですが、肌がくすむとはどんな状態か整理しました。
肌がくすんだ状態とは
・肌にツヤや透明感がない
・肌がなんとなく暗く見える
・血色がなくて顔全体が青白い
・顔全体が茶色っぽい
・顔全体のイメージが暗い
・目のまわりにクマや暗みが目立つ
このようなことが挙げられます。
鏡をのぞいてみて、顔と首の色や、額と生え際の色が違っていたら、くすみのサインです。とくに、夕方にはこの現象が起こりやすくなっているかもしれません。
くすみは、加齢のために悩まされる人も多いようですが、20代半ばなど比較的若いうちから起こる肌トラブルでもあります。それは、くすみが、実にさまざまな原因で起こることにも理由があるようです。くすみは、血行不良や角質の乱れ、メラニンによるものなどさまざまな原因があります。
春になるとくすみが気になるという声もよく聞こえてきます。その理由は、冬の寒さのせいで、血行不良になりやすいこともひとつです。春は環境が変わりやすい時期でもあります。職場や進級など生活環境が変わることが、少しずつストレスとなり、肌の新陳代謝が乱れ、古い角質がたまってしまうことも原因のひとつかもしれません。
このように、くすみは、生活習慣が関係していることも多いのです。食事などの生活習慣やスキンケアの方法を見直すことも、くすみのない透明肌を手に入れるためには必要なことです。
くすみは、実年齢よりも老けて見えてしまうことは確かです。自分の肌のくすみの原因を見つけて、効果的な対策を実行しましょう。
乾燥、色素沈着…、くすみの原因はさまざま
暗いイメージを与えてしまう肌のくすみですが、その原因はどこにあるのでしょう。くすみの原因はさまざまですが、大きく分けると次の6つが挙げられます。
乾燥によるくすみ
肌の水分が不足すると、新陳代謝がうまくいかなくなり、角質細胞がめくれてしまいます。そうすると、肌の透明感がなくなり、くすんだ状態になってしまいます。
皮脂分泌が原因のくすみ
皮脂は、酸化してくすみの原因をつくります。バランスの悪い食事やストレス状態が長く続くと、皮脂が過剰に分泌され、くすみにつながることがあります。生活習慣を見直して、少しずつ改善する努力をしましょう。
色素沈着によるくすみ
紫外線をたくさん浴びると、メラニン色素が過剰につくられ、色素沈着によるくすみを引き起こします。紫外線対策は、真夏だけでなく、オールシーズン心がけたいものです。また、色素沈着は、紫外線だけでなく摩擦によっても生じます。マッサージをする際は、クリームやフォームをたっぷりとつけて、すべりをよくしましょう。
血行不良によるくすみ
血行が悪いと、顔全体が暗くくすんで見えます。軽い運動や入浴、マッサージなどで血流をスムーズにしましょう。
クレンジング・洗顔不足によるくすみ
メイクを落とさずに寝てしまうと、ファンデーションやアイシャドウなどの油分が酸化して、毛穴が汚れ、顔全体がくすんで見えます。どんなに疲れていても、メイクだけは落として休みましょう。ゴシゴシと力を入れて洗いすぎるのはもちろんよくないのですが、いい加減な洗顔で汚れが落としきれない状態も、顔をくすんで見せてしまいます。
産毛の未処理によるくすみ
肌そのものではなく、産毛を処理しないでいると肌がくすんで見えることもあります。安全なカミソリを選んで、やさしく処理しましょう。これだけで、顔がパッと明るくなることもあります。
UVやビタミンCケアなど多方面からくすみを予防
ストレス、過激なダイエット、タバコなどの生活習慣は、血行不良によるくすみの原因になります。洗顔やUVケアの仕方も見直して、くすみを作らない生活を送りましょう。
くすみ予防のためには、毎日の洗顔が大事です。まずは、洗顔料をたっぷりと泡立てます。その泡で、顔の中心から外側に向かって、円を描くようにやさしく洗います。すすぎは、溜め洗いではなく、ぬるま湯の流水ですすぎ洗いします。シャワーを顔に直接かけると、水圧の刺激がくすみの原因になることもあるので、ぬるま湯を手ですくってすすぎます。正しい洗顔で、古い角質が自然にはがれ落ち、くすみを予防します。
紫外線によるくすみ予防のために、UVケアの見直しも必要です。紫外線がいちばん強くなるのは、午前10時~午後2時くらいの時間帯です。この時間は、すでにフルメイクだからUVケアはバッチリ…と思ってしまうと落とし穴があります。紫外線のうちのUV-Aは、朝7時くらいから急上昇します。ベランダに洗濯物を干すときなどは、ノーメイクでも日焼け止めだけは塗るようにしましょう。また、UV-Aは、ガラス窓を通り越して、室内にも入ってきます。洗顔後は、化粧水と乳液で終わりではなく、日焼け止めを塗って、スキンケア完了と考えたほうがいいかもしれません。
正しい食生活は、血行促進と肌の新陳代謝に有効です。くすみに効果的な栄養素は、「ビタミンACE」と呼ばれるものです。肌の新陳代謝を促進するビタミンAは、モロヘイヤ、ニンジン、ほうれん草、かぼちゃなどに多く含まれています。メラニンの色素沈着を抑制するビタミンCは、赤・黄ピーマン、パセリ、レモン、緑茶などに含まれています。血行を促進させるビタミンEは、いわし、たらこ、モロヘイヤ、かぼちゃなどで摂取できます。
ビタミンCには、メラニン色素の生成や、メラニンを作る細胞であるメラノサイトそのものを抑制する効果があるので、くすみの「予防」に欠かせない成分です。毎日、化粧水や美容的などのスキンケアに取り入れることで、肌に透明感が生まれます。
午後10時~午前2時までのゴールデンタイムに睡眠をとると、肌は新陳代謝が活発になります。睡眠時間があまりとれなくても、この時間帯だけは睡眠時間にあてましょう。
メラニン除去と新陳代謝を促すビタミンCがくすみに効く
くすみを改善して、透明感のある肌にするためには、ビタミンCが効果的です。ビタミンCは、くすみの原因であるメラニン色素の生成を抑え、できてしまったメラニンの色素を薄くします。その他にも、血行を促進し、肌の新陳代謝を整え、くすみのない明るい肌にする働きもあります。さらに、過剰な皮脂分泌を抑え、皮脂の酸化によるくすみも除去します。
くすみ改善のためのスキンケアは、ビタミンCを配合した化粧水や美容液を使用すると効果的です。コットンに化粧水をたっぷりと含ませ、顔全体にパッティングした後、とくにくすみの気になる部分にコットンパックするとくすみに効果的です。化粧水の後、有効成分がたっぷり入った美容液を重ねると、ビタミンCのくすみ解消効果が高くなります。
くすみとともに肌のザラつきを感じる場合は、パックがおすすめです。パック剤が肌に密着して、古い角質を無理なく除去することができます。パックをはがした後は、すっきり明るい透明肌になります。
血行不良が原因のくすみには、マッサージが効果的です。顔の中心から外側に向かって、血液を流すようなイメージで行うのがポイントです。始めに、あごから耳の下に向かい、少しずつポイントを上にずらしていきます。最後は、眉間からこめかみに向かいます。血液やリンパの流れがよくなり、くすみが改善されます。マッサージは、乳液やクリームを塗るときに、同時に行ってもいいでしょう。
ビタミンCが豊富に含まれるイチゴやピーマン、ブロッコリーなどを積極的に摂取して、体の中からくすみケアするのもいいでしょう。ビタミンCは、水溶性のため、水につけておくとビタミンCの効果が失われてしまいます。手早く洗い、加熱調理するなら少量の水で短時間にしましょう。
定期的なスペシャルケアでくすみに勝つ
くすみに効く成分の中でも、いちばん有効なのがビタミンCといわれています。ビタミンCは、くすみの元になるメラニンの生成を抑え、透明感のある肌へと導いてくれます。
ビタミンCは、肌に浸透しにくいという欠点があるので、肌に浸透しやすく改良されたビタミンC誘導体が一般的に使われています。ビタミンC誘導体には、水溶性ビタミンCと脂溶性ビタミンCがあります。脂溶性ビタミンCは、皮脂膜や角質層への吸収率が高いため、ビタミンCのさらなる効果が期待できます。
ビタミンAは、肌の新陳代謝を正常にして、細胞の活性化を高めてくれるので、くすみ改善に効果的です。
ビタミンEには、血行促進作用と、活性酸素の害から肌細胞を守る抗酸化作用があります。
メラニンの生成を抑えて、色素沈着を防ぐ成分には、ビタミンC以外に、ハイドロキノン、エラグ酸、プラセンタエキスなどがあります。
乾燥によるくすみには、シートマスクでたっぷり保湿するのがいいでしょう。シートを貼るだけでケアが簡単ですし、美白成分が入ったものを使用すると、保湿と美白のダブルの効果が期待できます。
古い角質がたまってしまったことによるくすみには、角質ケアがおすすめです。フルーツ酸などを配合したピーリング効果のあるソープ、角質を柔軟にする酵素を配合した洗顔料、クレイ配合のマスク、新陳代謝を整える美容液など、角質ケア用品は多数あります。
血行不良の改善には、蒸しタオルパックもおすすめです。塗らして軽く絞ったタオルをラップで包み、レンジに約1分入れ、蒸しタオルを作ります。氷水を入れた洗面器にタオルをつけて冷却用も準備します。最初に温かいタオルで顔全体を覆うようにパックして2分間おきます。次に冷たいタオルで2分間パック。こうすると血行がよくなり、くすみが解消されます。メイクを落とした後に行うといいです。